戦時強制労働の死者、熊本で悼む 荒尾市の正法寺「平和友好共に」

熊本県荒尾市で営まれた、戦時中に朝鮮半島と中国から強制動員され亡くなった人々を悼む慰霊祭=12日午前

 戦時中、朝鮮半島と中国から日本の炭鉱などに強制動員され、過酷な労働や事故で亡くなった人々を悼む合同慰霊祭が12日、旧三井三池炭鉱があった熊本県荒尾市の正法寺で営まれた。終戦から今年で80年となり、参列者らは過去を顧み、平和と友好を共に築いていくとの思いを新たにした。

 境内には「中国人殉難者慰霊之碑」と、朝鮮出身者を慰霊する「不二之塔」が立つ。赤星善生住職(65)によると、父で前住職の故善弘さんが「仏教の先輩国に強いた犠牲を供養したい」との思いで托鉢で資金を集め、1972年に建立。毎年慰霊祭を続けてきた。


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