2010年7月10日 12:05 | 無料公開
任期満了に伴う鎌ケ谷市長選はあす11日投票が行われ、即日開票される。現職と新人2人による激しい戦いが続いており、各陣営ともさらなる支持の浸透を目指して訴えに力が入る。投票は午後8時に締め切られ、同10時半ごろには大勢が判明する見通し。前回投票率は33・10%。
立候補しているのは届け順に、新人で元市議の岩波初美氏(51)=みんなの党推薦=と3期目を目指す現職の清水聖士氏(49)、新人で元県議の岡田啓介氏(58)の3人。いずれも無所属。
岩波氏は地域の会合を細かく回り知名度のアップに懸命。渡辺喜美代表らみんなの党の国会議員も相次ぎ応援に入るなど、参院選千葉選挙区の同党候補者と連動した運動を進める。
清水氏は遊説やミニ集会で2期8年の実績と市政の継続を主張。民主、自民両党の県議をはじめ、党派を超えた10人以上の市議の支援を受け、新しい支持層の掘り起こしも狙う。
岡田氏は選挙カーに乗り込み遊説を中心にした選挙戦を展開。こまめにつじ立ちを繰り返し“生の声”で政策や指導力をアピールする。保守系市議6人の応援も得る。