ちばの選挙

現職に新人が挑む 合併後の評価を問う 香取市長選告示

 任期満了に伴う香取市長選が18日告示され、いずれも無所属で現職の宇井成一氏(51)と新人で会社役員の森登美子氏(54)が立候補を届け出た。“合併市”ならでは現職1期目の評価を問うほかに目立った争点のない選挙戦。両候補とも25日の投票日に向けた舌戦がスタートした。

 再選を目指す宇井候補は、同市北の選挙事務所前で出陣式。国会議員のほか、県議や周辺首長ら支持者約700人(陣営発表)を前に「新しい香取市の街づくりのため、まい進してきた」と4年間の市政を振り返り、「香取市はまだまだ大きな力を蓄えている。これからも、市民と話し合いをしながら、一緒に街づくりを進めたい」と訴えた。

 森候補は、同市上小堀の選挙事務所前で第一声。「皆さんの応援で、ここまで来られた。これから1週間、皆さんのために戦いたい」とあいさつ。自身の思い出を交えながら「香取市がどんな街になっているのか、一緒に見直したい。もっと働く場所をつくり、もっと笑顔で暮らせる街にし、夢を抱ける街にしたい」と支援を呼び掛けた。

 投票は25日午前7時から午後8時まで、市内43カ所で行われ、午後9時半から市立佐原中学校体育館で即日開票される。大勢判明は同11時半ごろの見通し。

香取市長選立候補 =届け出順=
  宇井成一 51 無現(1)
  森登美子 54 無新

 


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