2010年10月18日 16:39 | 無料公開
任期満了に伴う君津市長選は17日告示され、現職の鈴木洋邦氏(69)=無所属、自民・公明推薦=が立候補を届け出た。ほかに届け出はなく、午後5時の締め切りと同時に無投票で鈴木氏の再選が決まった。1971年の市政施行以来、市長の無投票当選は初めて。選挙戦なしでの再選に、鈴木氏は「初心を忘れず、市民の福祉向上という使命を果たしたい」と語った。
午後6時から同市中野の後援会事務所で開かれた祝勝会には、地元選出の県議や市議ら多数の支援者が出席。拍手で出迎えた支援者を前に、鈴木氏は「いろんな選挙をやってきたが、無投票は初めて。皆さんの力が結集されたおかげ」と感謝を述べた。
その上で「確実な財政を確立し、確かな自治体にするため、4市で中核都市を目指すのが良いのではないか」と合併にも言及し、2期目の決意を語った。