2010年2月6日 12:12 | 無料公開
7月2日に任期満了となる松戸市長選で、民主党の生方幸夫衆院議員は5日、同市内で会見を開き、同党推薦候補者の選定について「候補として挙がっている2人に、それぞれ選挙運動してもらう。その上での客観的な評価で決めたい。予備選的な方法で一本化を図ることにした」と話した。独自の世論調査を実施し、5月中旬には候補者を決めたい考え。
候補として挙がっているのは、同市議の本郷谷健次氏(61)と千葉西総合病院総長の前田清貴氏(57)。同市内を選挙区とする同党千葉の「6区」が本郷谷氏を、「7区」が前田氏を擁立したい意向を持ち、双方で協議を重ねてきたが、これまでのところ一本化の結論には至らなかった。
生方氏は会見で「県連の判断に委ねる方法もあったが、私も(県連の)代表代行で、今度は代表になる。今、無理に一本化すればしこりが残ると思う。2人のこれからの運動の結果で判断したい」とした。評価は電話による世論調査を大きな判断材料とする予定で、党員らによる投票などは行わないという。