2010年2月3日 10:52 | 無料公開
本埜村長選立候補者 (上から届け出順) | |||
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馬場正実 | 54 | 無新 | |
五十嵐勇 | 59 | 無元(3) |
昨年末の住民投票でリコール(解職請求)が成立し、小川利彦前村長(63)が失職したことに伴う本埜村長選は2日告示され、いずれも無所属で元栄町職員の馬場正実氏(54)と元本埜村長の五十嵐勇氏(59)の2人が立候補を届け出た。新村長の予定任期は、本埜村と印旛村が印西市に編入合併する3月23日までのわずか43日間。合併は不必要との立場を取り、事前審査も済ませていた小川前村長は出馬を見送った。
馬場候補は、午前9時から同村笠神の選挙事務所前で出陣式。約30年間の行政経験を強調し「新市の中で本埜地区が発展するため、最後の村長として提言をしていく。過去の村政の混乱を収めるには新しい人間が必要」と支持を求めた。
五十嵐候補は、午前10時から同村中根の集会場前で第一声。前回村長選で敗れたことを踏まえ「混乱の責任は私にある。住民の細かな要望をまとめ直し、必ず、みなさんの声を新市に届ける。経験と実行力に自信はある」とアピールした。
投票は7日午前7時から午後8時まで村役場など3カ所で実施。午後9時から本埜ふれあいプラザで開票され、同10時ごろ大勢判明の見通し。1日現在の有権者数は6901人(男3397人、女3504人)。
小川前村長は関係者に出馬見送りを伝えた一方で、会見などは開かなかった。