2010年2月6日 12:04 | 無料公開
住民投票でリコール(解職請求)が成立し、小川利彦前村長が失職したことに伴う本埜村長選はあす7日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、新人で元栄町職員の馬場正実氏(54)=無所属=と元村長の五十嵐勇氏(59)=同=の2人。予定任期は印西市に編入合併する3月23日までの43日間。明確な争点はなく、両候補は、遅れた合併事務の調整や引き継ぎ役としての適任性をアピールしている。
馬場候補は「合併は政治的に決着しており、実務能力が問われる」と約30年間の行政経験を強調する。
五十嵐候補は村長職8年間の実績を打ち出し「合併までは重要な期間。プロの村長が必要」と訴える。
投票は7日午前7時から午後8時まで村役場など3カ所で実施。午後9時から本埜ふれあいプラザで開票され、同10時ごろ大勢判明の見通し。1日現在の有権者数は6901人(男3397人、女3504人)。