ちばの選挙

五十嵐氏返り咲き 「わだかまりなく新市に」 本埜村長選

 昨年末の住民投票でリコール(解職請求)が成立し、小川利彦前村長が失職したことに伴う本埜村長選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、元村長の五十嵐勇氏(59)=無所属=が、新人で元栄町職員の馬場正実氏(54)=同=を破り、4年ぶりの返り咲きを果たした。予定任期は本埜村と印旛村が印西市に編入合併する3月23日までの43日間。最後の村長として、残る村政課題や新市への引き継ぎを担うことになる。

8日朝に当選証書を受け取り、早速公務に就いた。

一方の馬場氏は「有権者の反応はよかったのだが」と無念さをにじませた。

 1月に合併申請が行われたことで明確な争点がなく、任期が短いこともあり、投票率は55・52%と、前回の71・42%を15・9ポイントも下回った。当日有権者数は6842人(男3367人、女3475人)。

本埜村長選開票結果 =選管確定=
五十嵐勇 59 無元(3) 2090
  馬場正実 54 無新 1609

 


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