2010年8月25日 17:16 | 無料公開
任期満了に伴う長柄町長選は24日告示され、現職で3選を目指す成嶋尚武氏(66)=2期目=と、会社社長の大岩芳治氏(60)の無所属2人が立候補を届け出た。両候補とも町民の声を反映した町政の実現などを訴え、激しい選挙戦が予想される。
成嶋候補は午前10時ごろから、同町山之郷の集会所で出陣式を行い、衆参議員や周辺地域の市町村長、支持者ら約300人が詰めかけた。住民との協調、参画によるまちづくりを目指し、第一声で「一人一人が健康で暮らせるまちづくりを、町民の皆さまと実現したい」と支持を訴えた。
大岩候補は午前10時ごろから、同町刑部で県議や市議、支持者ら約100人を集めて出陣式を実施した。町長ら特別職の給与カットなどの公約を掲げ、第一声で「長柄町では一部の人のための利益誘導型政治が行われている。トップが変われば、大改革できる」と呼びかけた。