ちばの選挙

東庄も一騎打ちか 町長選あす告示

 任期満了に伴う東庄町長選があす21日告示される。現職で4期目の岩田利雄氏(63)と新人で町議の城之内一男氏(62)が、いずれも無所属での立候補を表明しており、現職新人の一騎打ちとなる見通し。

 大きな争点のない中、両氏ともに、町民主体の町づくりや行政運営のほか、子育て・教育、医療・福祉などの充実策を掲げており、26日の投開票日に向けて、町政のかじ取り役をめぐる争いは激しくなりそう。

 5選を目指す岩田氏は6月の定例議会で出馬表明。16年間の実績を生かした「決断と実行力」での、町民の暮らしの“満足度アップ”などを掲げる。陣営では政策チラシ配布など行い、支持固めを図る。

 8月に出馬の意向を固めた城之内氏は“ストップ多選”を旗印に、財政・行政・意識をテーマとした政策面などを強調。「3期続いた無投票当選を止める」と話しており、現職への批判票の取り込みを狙う。


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