2010年10月10日 11:41 | 無料公開
任期満了に伴う浦安市長選(17日告示、24日投開票)の立候補予定者による公開討論会(浦安青年会議所主催)が9日、JR新浦安駅前の市民プラザで行われた。出馬予定の現職と新人計4人のうち3人が出席し、約350人の市民を前に街の将来像や重点政策などで持論を展開した。
出席したのは現職の松崎秀樹氏(60)といずれも新人の元会社員の赤尾嘉彦氏(56)、市議の折本ひとみ氏(52)の3人。弁護士の坪井祐一氏(31)は「一部の予定者の出身母体が主催しており、公平性に疑問がある」として欠席した。
街の将来像について、松崎氏は「浦安は地域間特性が顕著。バランスのとれた街づくりを」と指摘。保育園やリハビリセンターの整備、県有地の有効活用を重点政策に挙げた。
赤尾氏は「区画整理事業の予算で浦安駅前バスターミナルの地下化を」と主張。地球温暖化による海水面上昇に備えて市の地盤かさ上げを訴えた。
折本氏は「人口減や税収減が見込まれ、循環型社会を目指すべき」と強調。市民との情報共有徹底や事業仕分けの実施、市業務のコスト削減を掲げた。