ちばの選挙

浦安市長に松崎氏4選 3新人の追撃振り切る

浦安市長選開票結果 =選管確定=
松崎秀樹 60 無現 28264
  折本ひとみ 52 無新民主推薦 23386
  坪井祐一 31 無新 3075
  赤尾嘉彦 56 無新 993

 任期満了に伴う浦安市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、現職の松崎秀樹氏(60)が元会社員の赤尾嘉彦氏(56)、弁護士の坪井祐一氏(31)、元市議の折本ひとみ氏(52)=民主推薦=の新人3人を破って4選を果たした。投票率は45・06%で前回の45・71%を下回った。当日有権者数は12万4970人(男6万2332人、女6万2638人)。

 松崎氏は街づくりや福祉など3期12年の実績をアピールするとともに、全国トップの財政力と40項目以上の政策公約を強調。「もっと輝く浦安にして次世代に手渡す」と市政の継続を訴えた。選挙戦は数人から10人程度のミニ集会を中心に展開。後援会組織も効果的に機能、手堅く票をまとめて多選批判を乗り越えた。

 当選の報を受け、松崎氏は同市北栄の選挙事務所で支援者らとがっちり握手。「12年の市政の信任と4年の負託を頂いた。選挙公約を果たすような働きをする」と語った。

 折本氏は支援者らと自転車隊を組み、遊説やつじ立ちで「公平公正な行政を」と市政の刷新を主張。民主党の全面支援も受け、地元選出の国会議員に加えて終盤には現職閣僚も応援に入ったが、思うように支持が伸びなかった。


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