ちばの選挙

持論がっぷり四つ 横芝光町長選を前に出馬予定2氏が討論

 任期満了に伴う横芝光町長選(13日告示、18日投開票)の立候補予定者による公開討論会(東金青年会議所主催)が7日夜、同町横芝の町文化会館で開かれ、出馬を予定している現職の佐藤晴彦氏(53)と元町議の斉藤隆氏(46)の2氏が出席した。地域医療や行財政、産業と観光をテーマに持論を展開し、市民ら約250人が耳を傾けた。

 地域医療では、同町が運営する東陽病院について「空き病床を活用し透析治療を実施したい」とする斉藤氏に、佐藤氏は「医師確保の問題もあり現状では透析は難しい」と述べた。

 行財政では、佐藤氏は「町の貯金である財政調整基金は合併当初から倍増した。合併のメリットである合併特例債を活用し行財政を進めてきた」、斉藤氏は「町財政は、交付税など国や県に頼って運営されている。このままでは数年後には赤字に転落する。借金体質から抜け出すことが必要」と主張した。


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