ちばの選挙

現職に新人が挑む 両候補が政策アピール 横芝光町長選告示

 任期満了に伴う横芝光町長選が13日告示され、いずれも無所属で現職の佐藤晴彦氏(53)と元町議の斉藤隆氏(46)が立候補を届け出た。際だった争点はなく、両候補とも高齢者福祉や子育て支援などで政策をアピール。18日の投開票に向け、同じ横芝・東町地区を地盤に持つ現職新人一騎打ちの選挙戦がスタートした。

 2選を目指す佐藤候補は、周辺首長や県議、町議ら支持者約800人(陣営発表)が集まった同町横芝のスーパー跡地で出陣式。小学6年生までの医療費無料化など1期目の実績を強調し「4年間さまざまな課題に取り組み、やっと筋道が出来上がった。引き続き完成の努力させてもらいたい」と決意を表明。「お年寄りが安心して元気で生活できる環境が一番大事。特養ホームの待機高齢者ゼロを目指す」と訴えた。

 斉藤候補は、同町横芝の選挙事務所前で第一声。合併前の旧町長や県議、町議ら詰めかけた約400人(陣営発表)の支持者を前に「議員活動を通じて町民の声をまちづくりの一助にしたかったが、町長の執行権を超えられなかった。町民のアイデアや意見を反映する町政にしたい」と力を込めた。産業振興や教育体制整備など政策の柱を示し、「18日には新しい町が誕生できるよう頑張りたい」と支援を呼び掛けた。

 投票は18日午前7時から午後8時まで町内17カ所で行われ、午後9時から町体育館で即日開票される。大勢判明は午後10時半ごろの見通し。

横芝光町長選立候補者 =届け出順=
  佐藤晴彦 53 無現(1)
  斉藤 隆 46 無新

 


  • Xでポストする
  • LINEで送る