2011年4月12日 15:40 | 無料公開
与野党の攻防が焦点の一つだった千葉市議選(定数54)。自民党の公認14人が全員当選したほか、推薦や党市議団所属の無所属も勝ち最大勢力を維持した。一方、議席倍増へ13人を擁立した民主党は2ケタに到達、第2会派に返り咲くが、現職2人が涙をのんだ。民主と同様、熊谷市政の誕生に尽力した市民ネットは当選2人にとどまり大きく後退。みんなの党は県都に2議席の足掛かりを得た。
自民党は最激戦の中央区(定数11)で上位3議席を独占、美浜区でもトップ当選するなど安定した戦いをみせた。引退組からのバトンタッチも含め14人全員が当選。
また、無所属当選組の中には党推薦や市議団所属が計4氏。公認と合わせ最低でも18議席は確保することになり、引き続き市議会第1党を維持する。
熊谷市政最大の応援団民主党は7議席からの勢力拡大を目指し13人を擁立。花見川区で3議席を得るなど初の10議席まで伸ばしたが、中央、若葉区では現職が逆風にのまれた。