2013年5月21日 14:38 | 無料公開
みんなの党の渡辺喜美代表は20日、衆院第2議員会館で会見し、参院選で日本維新の会との選挙協力を解消することをあらためて明言した上で、共闘方針が決まっていた千葉選挙区(改選数3)について「当然、独自候補を出す」と表明した。水野賢一幹事長代理も取材に「独自の候補者選考に全力を尽くす」とのコメントを発表した。“統一候補”で臨む予定だった「第三極」は一転、競合する公算が大きくなった。
渡辺代表は会見で「協力の前提は政策の一致、基本的価値観の一致だが、損なわれた。選挙に不利かもしれないが、有利不利の観点で協力関係を判断しない」と説明。
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦や風俗業活用に関する一連の発言を受け、渡辺代表がさらに踏み込んで選挙協力の解消を明言した。