2017年10月11日 05:00 | 有料記事
第48回衆院選は10日公示され、22日の投開票日まで12日間の選挙戦に入った。憲法や消費税、原発を巡る論戦を軸に「1強安倍政治」の継続が最大の争点。千葉県内13小選挙区には6党から計47人(1人無所属)が立候補を届け出た。公明党と組んで全勝を目指す自民党に、民進党からの合流組や独自候補で対抗する希望の党。立憲民主党と共産党は一部で候補者を一本化し、日本維新の会と社民党も挑戦。「政権選択選挙」の縮図としてしのぎを削る。
衆院選は2014年12月以来。県内立候補者は前回より2人多い47人。内訳は前職17、元職7、新人23。女性は1増の6人。
政権奪還時から2回続けて11勝の自民は、前職12人(1人比例復活)と再挑戦の1新人。全員が公明の推薦を受けた。公明は比例区で自民の支援を受ける。
希望は12人。民進からの合流組は5人(前職3人)で、元職や新顔女性ら7人を独自擁立した。無所属出馬の野田佳彦前首相には対抗馬を出さなかった。
立憲民主は、希望の公認を得られなかった民進出身者と、新規合流者で6人(元職2、新人4)。
共産は、3選挙区で公認候補を降ろし、立憲民主の元職2人・1新人を支援。その上で前回比例復活の前職1人と9新人を立てた。
大阪などで希望とすみ分ける日本維新の会は、都市部に4新人を擁立。社民は12区のみ候補者を立てた。
連合千葉は民進出身者9人(希望4、立憲民主4と野田氏)を推薦した。
投票率の行方にも注目。本県は全国平均を下回り続け、前回は過去最低の51・24%(選挙区)だった。
◆千葉県内立候補者(届け出順、敬称略)
【1区】千葉市中央区、稲毛区など 14民12民
田嶋 要 56 希望前⑤ (元 ・・・
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