中谷順子選 【日報詩壇】

 風のなかの音
   木更津 渡辺元弥
土手で ぼくのシャツ
バタバタとさせ
吹きすぎる風
シャツ 手で押さえると
川波の音にまざり
風のなか
色々な音が 聞こえてきた
あちら 川上の橋
ひとり ぽつんと立つ
ひまわり おどかしゆらし
すすき さざなみにゆらし
吹き抜け
橋渡る少女のタッタッタッ
【残り 1463文字】



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