銀幕への誘い


魔法の幻灯の金色 「ミッドナイト・イン・パリ」 消灯後の現実の黄金

  • Xでポストする
  • LINEで送る

 ウディ・アレン監督の近作は、皮肉屋のやや難解な冗舌劇といった印象が世間に強い。しかし、本作は作家性と娯楽性の折り合いをつける時空旅行劇が芸術の都パリの黄金期を探しながら、ロマンチックかつコミカルに進み ・・・

【残り 1533文字】