2023年9月6日 05:00 | 無料公開
梨の広報活動などに貢献してきたなし坊(左)とかおりの着ぐるみ=白井市役所
白井市は、市マスコットキャラクター「なし坊」の着ぐるみを新調するため、クラウドファンディング(CF)サイトを活用し、寄付を募っている。目標額を上回れば、妹の「かおり」も更新する予定。ふるさと納税による寄付も受け付けており、市外からの寄付にはぬいぐるみなどなし坊グッズを返礼品として贈る。10月30日まで。
なし坊は、市内外のイベントで市特産の梨のPRなどに貢献してきたが、製作から9年がたち汚れや破れが目立ってきた。目標額を106万円に設定し、寄付を募って新しい着ぐるみを作り、市や梨をさらに売り込む予定。
今回のCFでは、目標額に達しなければ寄付金は返還される。191万円集まれば、かおりの着ぐるみも新調できる。同市秘書課で現金による寄付も受け付けている。
なし坊は1995年に誕生し、96年に初代の着ぐるみが製作された。現在は2014年に公費で作られた4代目が稼働している。2000年には妹や母なども誕生し、現在は「なし坊ファミリー」として広報活動を行っている。