千葉市中央区の中央公園で２３日、夜間イベント「ＹＯＲＵ　ＭＡＣＨＩ（よる　まち）」が始まった。公園内に約４００平方メートルの広さの樹脂製スケートリンクが設けられ、幻想的なイルミネーションが演出。開幕に合わせフィギュアスケーターの本田真凜さんが華麗な滑りを披露し、会場を盛り上げた。

　同イベントは再開発が進む中心市街地の活性化を目的に千葉商工会議所が主催し、今回で３回目。同会議所の粟生雄四郎副会頭は「イベントを通じて、よりにぎやかで話題性のあるまちづくりを行っていきたい」。本田さんは「この機会にスケートを体験し、身近に感じて」と呼びかけた。

　千葉駅前大通りや同公園のイルミネーション「ルミラージュちば２０２３／２０２４」の点灯式もあり、粟生副会頭や神谷俊一市長、本田さんらが「聖火台」に火をともすと、公園内の木々などに飾られたＬＥＤ電球が輝き、観客から拍手が上がった。

　スケートリンクは有料。同イベントとイルミともに一部を除き、来年３月１０日まで。