2023年6月27日 05:00 | 有料記事
千葉県警
千葉県警は、2021年6月に八街市で起きた児童5人死傷事故を受けて策定した「緊急対策アクションプラン」(対象期間21年10月~23年3月)の取り組み結果をまとめた。
同プランは、通学路の安全確保と飲酒運転根絶の2本柱で構成。飲酒運転による人身事故件数は八街事故後も横ばい状態にあるが、飲酒運転取り締まりに専従したプロジェクトチーム(飲酒PT)の時限的な設置などで、摘発が大幅に増加する成果がみられた。
県警は21年10~12月と22年10月~23年1月、期間限定で飲酒PTを設置した。過去の摘発事例から飲酒運転の傾向を分析。覆面パトカーなどで警戒し計506人を摘発した。同プラン期間中の1年半では、飲酒PT以外の取り締まりも含め、19年10月~21年3月と比べ492人増の2590人を摘発した。今後も状況に応じて設置を検討していくという ・・・
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