2012年7月31日 08:58 | 無料公開
公益法人が2010年度に競争的な契約方式で国から請け負った業務契約額の57%分で、ほかに競合する業者がいない「一者応札」「一者応募」だったことが31日、総務省の調べで分かった。同省は幅広い参入ができるよう全府省に改善を勧告した。 10年度の国と公益法人の業務契約に基づく請負額は1942億円。このうち、あらかじめ相手が決まっている随意契約を除く1760億円分をチェックしたところ、一般競争入札や公募、提案書を審査する企画競争の過半数で、参加が1法人しかなかった。