広島市は20日、家族の被爆体験を語り継ぐ「家族伝承者」の養成を2022年度から新たに始める方針を明らかにした。「語り部」だった被爆者らが亡くなったり高齢化で話すのが難しくなったりする中、子や孫が被爆体験を伝えていく試み。
市は12年度から、被爆者本人に代わり体験を語り継ぐ「被爆体験伝承者」の養成制度を始めた。21年10月時点で148人の伝承者が活動している。「家族伝承者」は従来の伝承者と同様に、一定期間の研修を受けた後、原爆資料館などで講話をすることになる。
22年度一般会計当初予算案に研修などにかかる関連費用を盛り込む。