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内密望む妊婦に母子手帳、熊本市 特例で対応、情報引き継ぐ狙い

2022/3/10 20:01 (2022/3/10 20:51更新)

 熊本市は10日、独自の「内密出産制度」を導入する同市の慈恵病院との協議で、制度利用を希望する妊婦にも母子健康手帳を交付する方針を示した。出生時の状態や予防接種歴などの情報を記録し、養育の場が乳児院から里親などに移行しても、情報を引き継ぐ狙い。

 市によると、通常は母子保健法に基づき、自治体の窓口で妊娠届や身分証などを提示し、手帳の交付を受けることができる。内密出産を希望する妊婦は実名を明かせないため、病院が特例での対応を要望していた。

 国の通知では、市区町村長の職権記載で戸籍が作成された段階で手帳の交付が可能とされている。