1985年の日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」を管理する黒沢完一さん(78)が10日、犠牲者520人を追悼する「夢の桜」を植えている大津市の石山寺へ、村で育てた桜の苗木60本を送った。
黒沢さんは、上野村に生えているヤマザクラの芽を1メートル前後の苗木に育てた上で、2020年以降、毎年3月に寺へ送っている。「再来年までに計220本を届けたい」と話す。
石山寺の桜は、妹の能仁千延子さん=当時(22)=を失った副座主鷲尾博子さん(66)が、事故の翌年にソメイヨシノなどを植えたのが始まり。