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参院選10日投票、各党遊説中止 安倍氏銃撃で異例の最終盤

2022/7/8 18:38 (2022/7/8 19:16更新)
 街頭演説を聞く有権者ら=8日午後、名古屋市 拡大する

街頭演説を聞く有権者ら=8日午後、名古屋市

 第26回参院選は10日に投票日を迎える。昨年10月に就任した岸田文雄首相(自民党総裁)の政権運営に有権者の評価が示される。与野党は8日、演説中の安倍晋三元首相が銃撃される凶行を受け、党幹部による遊説を相次いで中止。最終盤の論戦は極めて異例の展開となった。

 今回の参院選は改選124議席(選挙区74、比例代表50)と非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席を争う。選挙区367人、比例178人の計545人が立候補した。物価高対策や消費税減税、感染者が急増する新型コロナウイルス対応などが主要な争点となった。

 首相は8日、山形県酒田市で街頭演説し「コロナ禍を乗り越えて次の時代に歩みを進める」と表明した。福島県郡山市と京都市で予定した演説は取りやめ、自衛隊機を乗り継いで東京に戻った。

 立憲民主党の泉健太代表は横浜市で演説し「自民は大企業や団体を中心に献金を受けており、働く人たちの待遇を後回しにしている」と述べた。

 公明党の山口那津男代表は愛知県豊橋市で演説。消費税減税を主張する野党について「目先のことばかり言っていて信頼できない」と非難した。

 日本維新の会の吉村洋文副代表は京都市で政府の物価高対策を、共産党の志位和夫委員長も京都市で防衛費増額の政府方針を批判した。国民民主党の玉木雄一郎代表は福島市などで演説した。

 れいわ新選組、社民党、NHK党も支持を求めた。自民、立民、公明、維新、国民、N党は安倍氏銃撃を受け、8日午後、幹部による演説を中止した。