大阪府河内長野市の盛松寺で19日、弘法大師空海が伝授したとされる製法で「ゆずみそ」づくりが行われ、本堂内にユズの香りが立ち込めた。空海がこの地を通った際、疫病に苦しんでいる人々を救うためにつくり方を教えたとされ、冬の恒例行事となっている。
信徒らはユズの上部約1センチを切り取り、取り出した果肉をペースト状になるまで刃物でたたいた後、みそを混ぜて皮の中に戻し、完成させた。「終い弘法」の21日午前9時半から200個限定で参拝者に振る舞う予定。
住職の高橋成明さん(54)は「冬至に召し上がり、新年を無病息災で迎えてほしい」と話した。
