日銀は20日の金融政策決定会合で、金利を極めて低い水準に抑え込む大規模な金融緩和策を修正し、長期金利の上限を従来の0・25%程度から0・5%程度に引き上げると決めた。事実上の利上げとなる。急激な円安で食料やエネルギーの価格が高騰し、家計や企業の痛手になっていることに対応。景気に悪影響を及ぼすため、金利は引き上げないとしてきた従来の路線を転換した。円安の是正につながる。午後に黒田東彦総裁が記者会見し、決定理由を説明する。
東京外国為替市場の円相場は、日銀の決定を受けて、一時1ドル=133円台前半まで急騰した。長期金利は一時0・460%まで上昇した。