富士通と東海大の共同研究グループは21日、超音波と人工知能(AI)を使い、冷凍マグロの鮮度を凍ったまま身を傷つけずに評価することに世界で初めて成功したと発表した。数秒で測定でき、2〜3年程度での実用化を見込む。国内外の漁業関係者に利用してもらうことを目指す。
尾びれ付近を切り、目視検査で鮮度を評価するのが主流。海外では、人材不足から鮮度を評価できずにマグロの価値を下げてしまうケースがあるという。
研究グループは、鮮度が落ちた冷凍マグロに低周波の超音波を当てると、中骨からの反射が大きな波形になることを発見。波形をAIに学習させ、評価手法を確立した。