【広州共同】中国の習近平指導部が、半導体の製造を強化する指示を工業情報省などに出したことが30日分かった。半導体の製造装置や材料の技術を入手するため、外国企業の買収も視野に入れる。日米などが安全保障上の観点から半導体の分野で協力関係を強めているのに対抗し、自前で生産する体制を整える。
世界で需要が多い低価格帯製品の生産に大規模な投資を実施することも求めた。国際市場での価格競争を激化させることにより、他国のメーカーの経営体力を奪う戦略だという。
バイデン米政権は10月に半導体の対中輸出規制の強化を打ち出し、日本やオランダに対中包囲網への協力を求めている。