日銀は5日、2022年末の国債保有残高が21年末と比べて43兆362億円多い564兆1557億円で、年末として過去最高だったと発表した。日銀が金利を極めて低く抑える大規模金融緩和策を修正するとの観測から国債の利回りが上昇し、抑制するための国債購入が膨らんだ。
前年末比で増加するのは20年以来2年ぶり。国の財政を日銀が支える「財政ファイナンス」との懸念が一段と強まる恐れがある。
22年は米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ対策で利上げを始め、金融市場では日銀も追随するとの見方が浮上していた。