西国三十三所の第2番礼所、和歌山市の紀三井寺で9日、210段の石段を上るタイムを競って新年の無事を祈願する「福開き速駈詣り」が開かれた。見物人の歓声に包まれながら、8歳から84歳までの男女104人が順次、ふんどし姿などの格好で駆け上がった。
最年長参加者の野坂光博さんは、1分46秒でゴール。「後半はきつかったが、応援をもらいながら最後まで走り切れた」と笑顔だった。大阪府の会社員桑村雅治さん(59)は、左脚を失いながらも松葉づえをついて1分20秒で上った。
優勝は昨年に続き、消防士をしている京都府京田辺市の石田諒太さん(33)。タイムは25秒31だった。