総務省消防庁は18日、救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまでの全国の平均時間が、2021年は約9・4分だったと発表した。20年から約30秒長くなり、初めて9分を超えた。新型コロナウイルスの影響で搬送先の調整に難航して1回当たりの出動時間が長引き、代わりに遠方から救急車が現場に向かうケースが増えたためとみられる。
10分以上かかったのが40%近くを占め、通報から医療機関に引き渡すまでの平均時間も約42・8分で最長となった。消防庁の担当者は「病床逼迫で遠い病院に運ぶケースも増えており、救急車の適切な利用に協力してほしい」と呼びかける。