札幌市南区の定山渓温泉街で8日、春の恒例行事「渓流鯉のぼり」が始まった。街を流れる豊平川の上空を約400匹のこいのぼりが優雅に舞い、北の大地に少し遅い春の訪れを告げた。
暖かな陽気に包まれる中、観光客らがカメラやスマートフォンを楽しそうに向けていた。親子で訪れた市内の会社員桑尾宜貴さん(41)は「青空とこいのぼりがマッチしていて空を泳いでいるよう」と笑顔を見せた。
こいのぼりは川の両岸にあるホテル間に張られたロープにかけられている。定山渓観光協会によると、道内の家庭で使われなくなったものを譲り受け、最大で全長約10メートル。今年で37回目。開催は5月14日まで。
