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「飽和潜水」天候不良で中止 陸自ヘリ捜索、16日以降再開

2023/4/15 16:52 (2023/4/15 19:40更新)
 陸自ヘリ事故の現場海域に展開する海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」=15日午後0時2分、沖縄県・池間島から撮影 拡大する

陸自ヘリ事故の現場海域に展開する海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」=15日午後0時2分、沖縄県・池間島から撮影

 沖縄県の宮古島付近で10人が乗った陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、自衛隊は15日、深い海での作業を可能とする「飽和潜水」と呼ばれる特殊技術を活用した捜索活動の準備を進めたが、天候不良など現場の状況を考慮し中止した。政府関係者への取材で分かった。14日も機材の不具合でダイバーが海中で活動できておらず、不明者の確認作業は難航している。自衛隊は16日以降の飽和潜水の再開を目指す。

 政府関係者によると、飽和潜水による捜索場所は、宮古島の西隣にある伊良部島の北約6キロで、水深約100メートルの海底。13日にヘリの主要部分とみられる物体を発見し、14日にかけて搭乗者の可能性がある複数人が見つかった。海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」のダイバーによる飽和潜水で詳しく確認する方針だ。

 自衛隊と海上保安庁は、飽和潜水の準備が始まってからも、レーダーから機影が消えた宮古島北西海域で、24時間態勢の捜索を継続している。