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パンダ4頭、中国に返還 四川省成都の繁殖施設へ

2025/6/28 20:22 (2025/6/28 21:04更新)
 ジャイアントパンダをのせ、中国四川省成都の空港に到着したチャーター機=28日(共同) 拡大する

ジャイアントパンダをのせ、中国四川省成都の空港に到着したチャーター機=28日(共同)

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育されてきた雌のジャイアントパンダ全4頭が28日、中国に返還された。今後は四川省成都の繁殖研究施設で飼育される。

 4頭は母良浜(24歳)とその子の結浜(8歳)、彩浜(6歳)、楓浜(4歳)。同日午後、チャーター機で関西空港を出発し、成都の空港に到着した。国内のパンダは東京・上野動物園の2頭だけになった。

 パンダを載せた2台のトラックは同日朝、航空機が待つ関西空港に向けて出発。園長やスタッフら約300人が笑顔で4頭を見送り、大勢のファンが手を振りながら「元気でね」「気をつけてね」と声をかけた。

 長年パンダを担当した飼育員中谷有伽さんは「朝の健康状態は良好で、順調に準備を進められた」と話し、仙台市青葉区から訪れた小松よしえさん(56)は「飼育員にもパンダにも『ありがとう』と伝えられた」と涙を流した。

 空港にも数十人のファンが待ち受け、強い日差しの下、滑走路が見える展望台で別れを惜しみ「悲しい」と涙を流す人もいた。

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