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米自制要求も応酬激化 レバノン、20人超死亡

2026/6/19 22:25 (6/20 0:00更新)
 19日、レバノン南部ナバティエ近郊から見える、イスラエルの攻撃後に上がる煙(ロイター=共同) 拡大する

19日、レバノン南部ナバティエ近郊から見える、イスラエルの攻撃後に上がる煙(ロイター=共同)

 【ワシントン、エルサレム共同】イスラエル軍とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは19日もレバノン南部で交戦を続けた。イスラエル軍は兵士4人が死亡したと発表。レバノンの国営通信は18人が死亡したと報じた。バンス米副大統領は18日の記者会見で「イスラエルが暴走しないよう期待する」と自制を求めたが、双方の応酬が激化している。

 イスラエル軍は「ヒズボラが停戦合意違反を繰り返している」と主張し、攻撃を継続すると表明した。イラン外務省のバガイ報道官は19日、レバノン攻撃が「地域の安全保障に深刻な結果をもたらす」と非難し「必要な措置を取る」と警告した。

 米イランの覚書には、レバノンを含む全ての戦線での戦闘終結が含まれ、イランはイスラエル軍のレバノン領土からの撤収を要求している。トランプ政権はイスラエルの動向が合意の不安定要因になるとみて神経をとがらせている。

 バンス氏は、軍事作戦の終結を盛り込んだ覚書を尊重するようイスラエルに要求。最終合意を目指す協議を妨げないようくぎを刺した。