【モスクワ共同】ロシア中央選挙管理委員会は20日、投票が同日終了した下院選(定数450)の比例代表(225議席)で、プーチン大統領の政権与党「統一ロシア」が得票率約57%(開票率約41%)でリードしていると発表した。小選挙区(225議席)でも177選挙区で与党候補が優勢。ウクライナ侵攻後初の下院選は、与党が現有310議席を上回り、7割以上を確保する可能性がある。
中央選管によると、比例代表の得票率は与党に続き、共産党が約14%、自由民主党が約9%、新しい人々が約8%、公正ロシアが約5%。投票率は55%を超える見通し。
共産党、自由民主党、公正ロシアはプーチン氏が掲げる侵攻目的の完遂を支持する「体制内野党」。新しい人々は「早期の長期的和平」を掲げ、政権によるインターネット接続制限の撤廃も主張する。しかし現体制下での改革を志向しており、従来通りプーチン政権に融和的な党が下院を独占することになりそうだ。
下院選は18~20日に投票が行われた。
