ニュースの概要:
・MS/MS 感度を 10 倍以上向上させ、マルチパス Cyclic™ イオンモビリティー (IMS) との組み合わせにより、微細な生物学的差異を明らかにし、これまで実現が困難だった疾患シグナルの早期検出を可能にします1。
・質量範囲の上限を 50% 拡張するとともに、包括的な構造解析ツール群を搭載することで、次世代バイオ医薬品の開発を加速します2。
・MALDI XS および DESI XS イメージングを高分解能イオンモビリティーと統合することで、組織内分子の直接可視化を実現し、細胞レベルでの疾患進展メカニズムの理解向上に貢献します3。
マサチューセッツ州ミルフォード, 2026 年 6 月 3日 /PRNewswire/ -- 質量分析計および関連トピックスに関する第 74 回 ASMS 会議 — ウォーターズコーポレーション (NYSE: WAT) は本日、「Waters Cyclic IMS P20 質量分析計」を発表しました。本製品は、生命現象をより鮮明に可視化し、迅速な意思決定を支援する高分解能の構造・空間オミクスプラットフォームです。この独自の強力な装置は、マルチパス Cyclic イオンモビリティー分離と、強化されたフラグメント技術、プロービング、イメージング機能を融合しました。タンパク質のミスフォールディングから翻訳後修飾に至るまで、疾患シグナルの早期検出に不可欠な、信頼性の高いインサイトを提供します。さらに、フルスペクトル分子イメージング技術により、単一分析内で比類のない可視化性能を実現し1、創薬および開発を加速するとともに、複雑な生命現象への理解深化を支援します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202606030274-O1-B3Tf1Ht0】
ウォーターズコーポレーションのウォーターズ・アナリティカル・サイエンス、液体クロマトグラフィー-質量分析部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーである James Hallamは、次のように述べています。「構造・空間オミクス研究向けの高度なツールは、治療法におけるブレークスルー創出に重要な役割を果たすと、ウォーターズは考えています。Cyclic IMS P20 MS は、多彩な機能を融合することで、これまで捉えることが難しかった微細な分子差異を可視化し、疾患メカニズムへの理解を新たなレベルへと引き上げるとともに、次世代ディスカバリーを加速させます。」
創薬研究において、より大型かつ不均一な治療ターゲットへの関心が高まる中、分析ワークフローにはさらなる高感度化、高い構造分解能、そして導入しやすい手法が求められています。Cyclic IMS P20 質量分析計は、これらのニーズに応える装置です。従来機との比較で 10 倍以上の MS/MS 感度向上2を達成したほか、質量範囲上限を 50% 以上拡張し、100 kDa 超に対応しました3。さらに、タンデムイオンモビリティー分離(IMSn)、電子捕獲解離 (ECD)、表面誘起解離 (SID)、衝突誘起アンフォールディング (CIU) など、相補的な構造解析手法を搭載しています。これにより、単一プラットフォーム上で包括的な空間・構造分子情報の取得を可能にします。
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、構造・分子生物学研究所に所属する質量分析学教授兼アカデミックリードである Kostas Thalassinos 博士は、次のように述べています。「当研究室ではヒト疾患を引き起こすタンパク質ミスフォールディングの研究を行っていますが、これらは解析が極めて困難なことで知られています。私たちは Cyclic IMS P20 MS の高度な機能を活用し、2 型糖尿病の発症機序に関与する重要分子の低存在量形態に対して、複雑なタンデムイオンモビリティー分析を実施しています。新機能による感度向上は非常に印象的であり、分析を桁違いに高速化するとともに、低存在量の重要分子種をこれまで以上に詳細に解析することを可能にします。こうした希少な分子集団は、ヒト疾患を引き起こすメカニズムの解明において重要です。」
Cyclic IMS P20 質量分析計は、マトリクス支援レーザー脱離イオン化 (MALDI) と脱離エレクトロスプレーイオン化 (DESI) の両イメージングイオン源を 1 台に統合しています。さらに、高度なマルチパス Cyclic イオンモビリティー分離と組み合わせることで、研究者はサンプル中の分子を、より広範かつ高精細に直接可視化できるようになります。この独自のアプローチにより、低分子、脂質、ペプチド、タンパク質にわたる幅広い分子群をカバーするとともに、同重体や立体異性体化合物の分離も可能にします。さらに、分子組成と組織微小環境との関連性を明らかにする多次元インサイトを提供し、組織から直接バイオマーカーを同定する研究を支援します。こうした情報量が豊富で解釈しやすい分子マッピングにより、リピドミクス、薬物および代謝物局在解析、トランスレーショナルリサーチなど、可視化を必要とする研究における解析結果への信頼性向上に貢献します。
Waters Cyclic IMS P20 質量分析計は、ASMS 2026 にて展示予定であり、2026 年 9 月よりグローバルで販売開始予定です。詳細情報やデモのご依頼については、www.Waters.com製品ページをご覧ください。
補足資料
製品ページ
Waters および Cyclic は Waters Corporation またはその関連会社の商標です。その他の商標は各所有者に帰属します。
Cyclic IMS P20 の「P」は、ウォーターズの最高性能グレードである Premium を表し、「20」は、ウォーターズの新たな製品命名規則のもとで、SELECT SERIES 系統から進化したプラットフォームであることを示しています。
ウォーターズコーポレーションについて
ウォーターズコーポレーション (NYSE: WAT) は、ライフサイエンスおよび診断分野におけるグローバルリーダーとして、分析技術、インフォマティクス、サービスを通じ、先駆的な科学の価値を迅速に社会へ届けることに取り組んでいます。当社の革新的なポートフォリオは、規制下の大量試験環境に重点を置き、化学・物理学・生物学にわたる深い科学的専門知識を結集しています。当社は世界中のお客様と連携し、有効かつ高品質な医薬品の迅速な市場投入を支援するとともに、食品および水の安全性を確保し、さらに疾患の早期発見、日常的な感染症管理、抗生物質耐性への対応を通じて、患者転帰の改善に貢献しています。情熱あふれる当社 1万 6,000 名の社員は、絶え間ないイノベーションを共有する企業文化のもと、科学的課題を世界中の人々の暮らしを向上させるブレークスルーへと転換しています。詳細については、www.waters.com/about をご覧ください。
参考文献(プレースホルダー)
組織イメージングモダリティーの性能およびイオンモビリティー分離の例。承認済みの引用を挿入してください;ウォーターズ社内部試験に基づくものであり、プロトコルおよびサンプルの詳細は社内に記録されています
MS/MS感度最大10倍(Cyclic IMS P20 とSELECT SERIES Cyclic IMSの比較)。ウォーターズ社内部試験に基づくものであり、プロトコルおよびサンプルの詳細は社内に記録されています。
質量範囲上限の仕様および代表的な分析対象。ウォーターズ社内部試験に基づくものであり、詳細については Cyclic IMS P20 仕様書をご参照ください。
お問い合わせ先:
Molly Gluck
社外コミュニケーション責任者
ウォーターズコーポレーション
508.498.9732
molly_gluck@waters.com
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2991658/Waters_Cyclic_IMS_P20.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/2071755/Waters_Corporation_Logo.jpg?p=medium600
(日本語リリース:クライアント提供)
PR Newswire Asia Ltd.
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202606030274-O3-W2a0L1pL】
PR Newswire
1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。www.prnasia.com

