ときめき運ぶ“夢の装置” 思い出の始まり担う場所 ディズニーリゾートライン 【果てなき航海 東京ディズニーシー20周年】番外編(上)

東京ディズニーシーの開園時に車掌を務めた神沼さん=浦安市のリゾートゲートウェイ・ステーション
東京ディズニーシーの開園時に車掌を務めた神沼さん=浦安市のリゾートゲートウェイ・ステーション

 「東京ディズニーシーを訪れるゲストにとって、思い出の始まりと終わりを担う場所。帰り道は『楽しかったね』と余韻に浸ってほしい」。東京ディズニーリゾート内の各施設を結ぶモノレール「ディズニーリゾートライン」は、今年7月27日に開業20周年を迎えた。心地よさと安全を第一に、始発から絶えずゲストのときめきを運び続けている。

 舞浜の空を駆けるリゾートラインは反時計回りの一方通行で、路線距離は約5キロ。自動運転方式を採用した日本初のモノレールだった。「バスでいいのでは」との声も ・・・

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