サンショウウオ100匹放流 絶滅の恐れ、学生ら保護へ 長南「森の墓苑」

学生とともにトウキョウサンショウウオの幼生を放流する参加者
学生とともにトウキョウサンショウウオの幼生を放流する参加者
2・5センチほどに成長したトウキョウサンショウウオの幼生
2・5センチほどに成長したトウキョウサンショウウオの幼生

 千葉県長南町市野々地区の自然再生墓「森の墓苑(ぼえん)」で、絶滅の恐れがあるとされるトウキョウサンショウウオの保護活動が行われている。同苑を運営する日本生態系協会が生息環境を整備し、TCA東京ECO動物海洋専門学校(東京都江戸川区)の学生が同苑のビオトープ池で回収した卵を校内で育てた。学生らは29日、2~4センチに育った幼生100匹を自然再生墓の契約者5人とともに元の池に放流した。同協会などは、天敵のアライグマ対策などを検討し、生息数の拡大を目指している。< ・・・

【残り 505文字、写真 1 枚】



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