当時の睦沢 混乱如実に 文書や絵17点特集展示 15日まで 歴史民俗資料館 【関東大震災100年】

関東大震災関係の資料を説明する学芸員=睦沢町立歴史民俗資料館
関東大震災関係の資料を説明する学芸員=睦沢町立歴史民俗資料館
震災当時の様子を聞き描きした鈴木重男さんの絵。建物が傾いている(同資料館提供)
震災当時の様子を聞き描きした鈴木重男さんの絵。建物が傾いている(同資料館提供)

 関東大震災の発生から100年の節目に合わせ、睦沢町立歴史民俗資料館で、同震災直後の町内の様子を振り返る特集展示が行われている。当時の混乱ぶりが分かる資料17点を紹介している。15日まで。

 同館によると、館で所蔵している文書資料の写しを中心に展示。震災の約4カ月前に旧瑞沢村(現・睦沢町)に生まれた鈴木重男さん(1923~2016年)が後年、当時の様子を知る家族らに聞いて描いた絵もあり、大きな揺れで家屋が傾いたことがうかがえる。

 旧東村(現・睦沢町、長南町)役場が、震災3日後 ・・・

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