住みたい田舎 多古町2位 首都圏エリア 子育て、シニア部門 「三つのゼロ」支援策評価

多古町が「住みたい田舎」で上位となった「田舎暮らしの本」を紹介する同町職員(同町提供)
多古町が「住みたい田舎」で上位となった「田舎暮らしの本」を紹介する同町職員(同町提供)

 雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社発行)の最新2月号に掲載された「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」で、多古町が首都圏エリアの「子育て世代部門」と「シニア世代部門」で2位にランクインした。待機児童ゼロ、中学校までの給食費ゼロ、大学生までの医療費ゼロの「三つのゼロ」の子育て施策などが評価された。

 町企画政策課によると、宝島社による全278項目のアンケートに587市町村が回答した。同町は首都圏エリアで「子育て世代部門」と「シニア世代部門」の2位に加え、「総合部門」では6位、「若者・単身者部門」が9位と、4部門ともベスト10に入った。

 「人口1万人以上の町」のグループでは、同町は「子育て世代部門」で全国7位、「シニア世代部門」は全国5位で、いずれも県内1位となっている。

 子育て世代の移住・定住促進に向け、同町は民間事業者と連携し、賃貸集合住宅の整備を進めている。5月に完成し、7月の入居開始を予定。同課の担当者は「今後も移住先に選ばれる町を目指して取り組んでいく。興味があれば気軽に移住相談を」と呼びかけている。


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