<山武市有地の砂ぼこり問題>飛散防止液まき対策 市、7月上旬に住民説明会 土砂「気付いたら積み上がっていた」計画のずさんさ認める

記者会見で市有地の土砂問題について説明する松下市長=27日、山武市役所
記者会見で市有地の土砂問題について説明する松下市長=27日、山武市役所
大量の土砂が運び入れられた山武市小松の市有地=20日
大量の土砂が運び入れられた山武市小松の市有地=20日

 山武市小松の市有地で、市が住民に十分な説明を行わないまま大量の土砂が運び込まれ、周辺住宅に砂が飛散するなどの被害が出ている問題で、松下浩明市長と市幹部らが27日に記者会見し、土砂に飛散防止液をまくといった対策を講じ、地質調査を行うことなどを明らかにした。7月上旬に住民説明会を開き、市側の対応を伝える。

 市側は会見で、1・5メートル程度の土砂の高さを想定して埋め立てを計画したが「気付いた時には積み上がっていた」(市幹部)と業者により大量の土砂が運び込まれ、計画がずさんだったことを認めた。 ・・・

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