「ながいき梨」引き継ぐ 会社員から転身喜び実感 一宮町で新規就農 会田容一郞さん(41)=茂原市在住 【千葉県誕生150年 ミライのちば人】

丹精込めて育てた幸水を収穫する会田容一郎さん=一宮町
丹精込めて育てた幸水を収穫する会田容一郎さん=一宮町
直売所で自慢の梨を販売する会田さん
直売所で自慢の梨を販売する会田さん

 勤めていた会社を40歳で辞め、「ながいき梨」の産地として知られる一宮町で梨農家に転身した。手探りながらも丹精込めて栽培した品種「幸水」は大きく成長し、7月に初出荷にこぎ着けた。高齢化で梨農家が減る中、「地元の名産品を残していきたい」と語る。

 同町といすみ市岬町で栽培されているながいき梨は、長生の地域名にちなむ特産品。梨の生産量が全国最多 ・・・

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