2024年1月9日 05:00 | 有料記事
ジムで練習に打ち込む堤選手。柔和だった表情がリングに上がると一変。まなざしも鋭い=東京都目黒区
「世界チャンピオンになるために自分を常にアップデートしていきたい」と語る堤選手
“モンスター”の後継者とも目されるプロボクシング界の“新怪物”。アマ13冠を引き下げ、東洋大卒業後の2022年7月のプロ転向後も負け知らず。昨年は、日本人最速となる3戦目で東洋太平洋フェザー級王座を獲得した。現在はWBC世界ランキング12位に入り、次に見据えるのは世界王座。今年は「一つでも世界ランキングを上げ、世界挑戦に向け『やれるぞ』という試合を見せていきたい」と意気込む。
千葉市中央区出身。5歳上の兄の背中を追い、小学5年時に空手から転向してボクシングの世界に飛び込んだ。「顔に向かってくる ・・・
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