狙う世界王座勢い十分 東洋太平洋は最速奪取 ボクシング・堤駿斗さん(24)千葉市中央区出身、志成ジム 【ちば新時代 私たちの挑戦】

ジムで練習に打ち込む堤選手。柔和だった表情がリングに上がると一変。まなざしも鋭い=東京都目黒区
ジムで練習に打ち込む堤選手。柔和だった表情がリングに上がると一変。まなざしも鋭い=東京都目黒区
「世界チャンピオンになるために自分を常にアップデートしていきたい」と語る堤選手
「世界チャンピオンになるために自分を常にアップデートしていきたい」と語る堤選手

 “モンスター”の後継者とも目されるプロボクシング界の“新怪物”。アマ13冠を引き下げ、東洋大卒業後の2022年7月のプロ転向後も負け知らず。昨年は、日本人最速となる3戦目で東洋太平洋フェザー級王座を獲得した。現在はWBC世界ランキング12位に入り、次に見据えるのは世界王座。今年は「一つでも世界ランキングを上げ、世界挑戦に向け『やれるぞ』という試合を見せていきたい」と意気込む。

 千葉市中央区出身。5歳上の兄の背中を追い、小学5年時に空手から転向してボクシングの世界に飛び込んだ。「顔に向かってくる ・・・

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