2010年1月27日 13:06 | 無料公開
住民投票でリコール(解職請求)が成立し、小川利彦前村長(63)が失職したことに伴う本埜村長選(2月2日告示、同7日投開票)の事前審査が26日、村役場であり、出馬意思を固めている3陣営が審査を済ませた。19日の立候補予定者説明会には5陣営が出席したが、最終的に三つどもえの争いとなる公算が大きくなった。新村長の予定任期は、印西市、印旛村との合併期日までの約40日間。
3陣営のうち、元栄町職員の馬場正実氏(54)も26日、無所属での出馬を正式表明。明確な争点がない中で「十数年続く村政の混乱を収めるには新しい者が必要。過去のしこりを一掃し、きれいな形で幕を引く。遅れている合併事務の調整に30年間の行政事務経験を生かしたい」と述べた。
村長選には、すでに元村長の五十嵐勇氏(59)が無所属での出馬を表明。合併に否定的な小川前村長も無所属で立候補する予定だ。