ちばの選挙

過半数が病院実現支持 東金市長選

 「何よりうれしいのは病院賛成の声が過半数を超えたこと」。東金市長選で、元市議の石崎公一氏(62)ら新人3氏を退け4選を果たした現職の志賀直温氏(61)=自民、公明推薦=は、当選の喜びをこう表現した。

 得票率をみると、志賀氏が51・5%と過半数を超えたのに対し、石崎氏は38・2%。残る2新人の得票を加えても48・2%と志賀氏に届かず、有権者は医療センター建設を支持した形となった。

 当選後のあいさつで志賀氏は「市民が救急医療を待ち望んでいるということが投票に表れた。きちんと成し遂げて、医療センターを立ち上げることを約束する」と、東金市政史上初となる4期目に意欲を見せた。

 石崎陣営は「無党派層を取り込めず、投票率が上がり切らなかったのが敗因」と選挙戦を振り返った。


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