2014年2月16日 23:51 | 無料公開
任期満了に伴う四街道市長選は16日投開票され、現職の佐渡斉氏(60)=無所属=が、新人で元市議の坂本弘幸氏(66)=同=を破り、再選を果たした。
佐渡氏は千葉県議時代から培った実績と知名度を生かし、地元選出の国会議員や、近隣首長、県議などの他、地元業界団体など幅広い方面から支持を受けた。1期4年間の実績をアピールするとともに、首都圏のベッドタウンとして「緑恵まれた良好な住宅都市」の推進を約束。福祉と医療を連携させた地域包括ケア体制の整備や、中心市街地の活性化を目指す「コンパクトシティー」の実現などを掲げ、支持を広めた。
坂本氏は、市内吉岡地区に商業施設とごみ処理施設を複合的に整備する「にぎわいと雇用の創出」を主張。教育環境の向上や高齢者・障害者支援の拡充も訴えたが、支持を十分に広げることができなかった。
投票率は37・44%で、新人5人が立候補した前回(45・87%)を8・43ポイント下回った。当日有権者数は7万2853人(男3万5986人、女3万6867人)。
◆佐渡斉氏の略歴 市長元県議、衆議院議員公設第一秘書、市職員。明治大学政治経済学部卒。美しが丘。
四街道市長選開票結果 =選管確定= | |||||
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当 | 16271 | 佐渡 斉 | 60 | 無現(2) | |
10684 | 坂本弘幸 | 66 | 無新 |